広島電鉄150形156号
150形156号
☆沿革
広島瓦斯電軌E形電車は、1925年に広島瓦斯電軌（後の広島電鉄）が新製して在籍中の路面電車車両である。後年150形と形式を改めている。現存する156号は、車体は戦後に載せ替えたものの、台車など一部の部品は新製当時のままであり、650形と同様に原爆に遭った被爆電車となっています。
☆基本データ
車両定員･･･42（着席18）人（更新後）
全長･･･9,069mm
全幅･･･2,400mm
全高･･･3,888mm
車体材質･･･普通鋼（半鋼製）
車両質量･･･10.3t
主電動機･･･MB-82-L
主電動機出力･･･25kW
駆動装置･･･吊り掛け式
制御装置･･･直接制御
台車･･･S-12
製造メーカー･･･梅鉢鉄工所
備考･･･両数:10両 (現存1両)
☆内装
車内は不燃化加工された木材で構成されています。
今となっては前後ドアの車両で、なおかつロングシートで構成されているのでほかの車両とは異なった趣です。
☆運用
所属:江波車庫
運用系統:該当なし
※ただいま営業運転には出ておりません。実物を見られたい方は広電江波車庫まで...
☆写真館
普段は江波車庫の一番奥に留置されています。
