広島電鉄200形238号
200形238号
横川駅〜横川一丁目にて
☆沿革
広島電鉄200形電車は、広島電鉄が保有する路面電車車両です。半鋼製の2軸単車で、1950年ドイツ・デュワグ(DUEWAG)製。1928年製で第2次大戦で被害を受けた車輛の部品を利用して車体を新造したもので、1988年に姉妹都市のドイツ・ハノーバー市より寄贈されました。導入の経緯から、「ハノーバー電車」と呼ばれています。
☆基本データ
車両定員・・・46(着席24)人
車体長・・・11,100 mm
車体幅・・・2,280 mm
車体高・・・3,750 mm
車両質量・・・10.1t
主電動機出力・・・46kw×2
駆動装置・・・吊り掛け式
鋼体・・・半鋼製
☆内装
車内は不燃化加工された木材で構成されています。
先がすぼまっている特殊な形状なので前面を望むとこのような感じに見えます。
☆運用
所属:江波車庫
運用系統:8号線
※※この車両はレトロ電車の専用スジでのみの運用となっています。土日祝日の午前中のみの運用です。
☆写真館
側面にはハノーバー市からのメッセージが書かれています。
横川1丁目〜別院前間にて
運用回数は少ないですがよく広島の街に馴染んでいます。
同じくどこかヨーロピアンな横川駅にはぴったりです。毎週多くの方がご乗車されています。
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