広島電鉄350形
・orihika4101の広島電鉄全車図鑑
350形
☆沿革
850形は1971年(昭和46年)に350形と改称・改番され、全車が市内線において運用されています。
850形の車体の設計は550形など従来車を踏襲したのですが、主要機器については550形551が加減速性能については一定以上の性能を備えたものの、実用的な最高速度が50km/h程度に留まり高速性能に難があったことを踏まえ、主電動機の特性見直しなど改良が加えられた。その結果、本形式は設計最高速度が60km/hに引き上げられ、宮島線内における高速運転に対応する性能を備える車両となりました。
もっとも、本形式の後に直通運転用車両として新製された2000形・2500形と比較すると、本形式は常用制動が空気制動のみであったことから高速域からの制動力不足が指摘され[5]、前掲2形式の増備に伴って市内線へ転用、1971年(昭和46年)に形式も350形と改められています。
本形式は現在でも宮島線への直通認可を有した状態であるものの、宮島線内に設置されているATSの車上装置を装備していないことから、営業列車としての宮島線への入線は不可能となっています。また、本形式は広島電鉄に在籍する車両中唯一の間接非自動制御車であり、運転士養成(乙種電気車免許取得)に際して教習・試験車両としても使用されているようです。
☆基本データ
車両定員・・・80人
全長・・・12,000 mm
全幅・・・2,440 mm
全高・・・4,186 mm
車体材質・・・普通鋼
車両質量・・・16.30 t
主電動機・・・直流直巻電動機 NE-50
駆動装置・・・吊り掛け駆動
制御装置・・・抵抗制御、直並列組合せ制御
間接非自動制御 NA-122
間接非自動制御 NA-122
台車・・・NS-11
制動方式・・・SM-3直通ブレーキ
製造メーカー・・・ナニワ工機
(ウィキペディアより引用)
☆内装
☆各車の紹介(各車の詳しい解説へリンクします)
351号
352号
353号