真っ白電車。【2019 北海道⑨】
青森の港を出航してから3時間ほど。到着のアナウンスとともに船は函館港に到着。
まだ「寝たい」という体を無理やり起こし、ついに北の大地へ。
とりあえず駒場車庫前停留場へ。
函館市電は実は初訪問だったので、これまた図鑑でしか見たことがなかったような電車がたくさん出庫してきます。
ネットニュースか何かで話題になっていた函館市電の「真っ白電車」。
昨夏はぎりぎりのタイミングだったようだけど、無事見かけることができました。
金太郎塗りの812号にも出会えました。方向幕がずれているのがちょっとかわいい。
”坂の町”と言えば長崎のイメージでしたが、函館の電車もそれに引けを取らない山登り路面電車でした。
唸るモーター音、流れる街並み。少し新鮮。
時間があったので「函館ハイカラ號」こと39号にも出会えました。
ありがちな茶色ではなくどこか目を引く赤い塗装に、乗務員さんもレトロな服装。
乗る時間はさすがになかったけれど、今度訪ねる時は乗りたいな。
時間にして4時間ほどの短い滞在でしたが、また来たいなと思えるには十分でした。
次は雪の季節がいいな、函館だし...。