酒田⇔村上。 【2019 北海道⑥】
新潟をあとに。次に降り立ったのは村上駅。ここで電車とはお別れです。
日本海沿いを北上する。これまでの上越線や飯山線とは全く違う車窓が流れる。
村上まではひたすら田んぼ、田んぼ、田んぼ。たまに家。そんなイメージ。
村上駅では無駄に長すぎる乗り換え時間を使って、最寄りのコンビニ(徒歩20分ほど)に買い物に行きました。まさか村上の地を歩くことになるとは。馬鹿みたいに遠かった。
素直に駅前のご飯屋さんに入ればよかったと村上駅への帰り際に思った記憶。
そのくだりは動画に収めているのですが、まあ見返すとひどいこと。
日の目を浴びることはないでしょうね...絶対。
架線はあるのにディーゼルカー。よい。
村上駅から次の間島駅までの間にみんなだいすき交直セクションがあります。
糸魚川から続く日本海側の直流区間の末端駅。意外とあっけないものです。
ホームにきらきらうえつの文字を見つけました。この数週間後に引退
。
縁がなかったな。
そういえばきらきらうえつがなくなったら、交直セクションを通る定期旅客列車って...。
村上を過ぎるとまた車窓ががらりとかわる。荒い海岸線を縫うように、左へ右へ。
日本海海岸らしい入り組んだ地形をトンネルで交わしていく。とても日本海。
無限に思える札幌までの陸路も、地図上ではもう半分を終えるころ。
西日本の青い切符入れが少し誇らしかったり。よれよれだけど。
揺られること2時間30分。列車は酒田駅へ到着。
長いようであっという間だった、と書きたいけれどこれは長かった。ほんとに。
跨線橋に書いてある英文。時間が止まっているような感覚。
そんなことを感じながら、秋田への電車が待つ2番乗り場へ向かいました。
(すべて 2019/9/6 撮影)
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